子供たちがスイッチで使っているプロコン。
なんか「Yボタン」の戻りが悪いとのことで、子供たちからクレームが入りました。
どうやらお菓子?ジュース?が付いたようで、ボタンの奥がベトベトし押し込むとすんなりボタンが戻ってこない感じ...。
これなら分解して掃除すれば直りそう!ということでやってみました。
本記事を参考に分解する場合は自己責任でお願いします。分解により保証が受けられなくなることもご注意ください。
プロコン分解|必要な道具
プロコンで使われているネジはすべて通常の+型なので、特殊な道具は必要ありません。普通のプラスドライバーがあればOKです。
100円ショップとかでも精密ドライバーあると思うのでそれでもOKです。
※ちなみに、ジョイコンだとY字ネジが使われているので、Y字のドライバーが必要です。
ドライバー持ってないという方は、こんなのとか1個持っていると良いと思います。
プロコン分解していくよ!
以降の作業で全部で11本ネジを外していきます。それぞれネジの色や長さが異なります。写真を撮るなど「どれがどこのネジ?」というのが分かるように管理してください!
グリップを外す
下の写真のこの部分にネジがあります。これを外していきます。左右にそれぞれあります。
↓ 外れるとこんな感じです。ネジをなくさないようにしっかりと管理してください!
背面カバー&バッテリーを外す
続いて裏面。4つネジを外していきます。
↓するとこんな感じで裏面のカバーが外れます。
↓ バッテリーを外していきます。
背面パネルを外す
↓ 次は5か所ネジを外していきます。
ここまででネジを外す作業は終了です。
次は、↓こんな感じで上下分解していきます!
ポイントはグリップ側(手で握るところ)からゆっくりと、です!
バイブが両面テープでくっついていたりと、少し外しずらいかもしれませんがゆっくりと慎重に。さらにケーブルが繋がっているので、思いっきり外してケーブル断など内容に注意してください!
ケーブルを外す
↓ 外れるとこんな感じ。白いケーブルが繋がっているのが分かると思います。
ケーブルを外していきます!
ケーブル外さなくても作業できるっちゃできますが、結構邪魔なのでここでは外していきます。戻すとき(慣れないと)ちょっと大変(汗)
写真はケーブルが外れた後。矢印の先の黒いパーツを、下から上に(矢印の方向に)軽く持ち上げると簡単に外れます。
※ドライバーの先っぽなどで、軽く上に持ち上げてみてください。
戻すときは逆で、ケーブルをまっすぐ(←重要)差し込み、黒いパーツをおろしてあげます。これでOKです。
ケーブルが曲がっていたりすると、接触不良で動作しなくなるのでお気をつけください。
【ようやく本題】プロコンの掃除!
アナログスティックに結構ほこりついてる...
「コントローラー触ってないのになんか動く...」って不具合も結構あったりします。
そんな時はアナログスティックの掃除をしてみるのも有効です!
↑この写真は掃除後なので割と綺麗ですが、掃除前は犬の毛とかが大量についてました(汗)
それを掃除するだけでも結構違うので一度チェックしてみるとよいと思います。
ボタンの掃除
もう1個ケーブル外していきます↓
先ほどと同じように黒いパーツ(今度は少し小さい)を上に持ち上げて、ケーブルを外します。
↓外れました。ボタンが見えましたね!
↓あとは掃除していくだけ!
予想通り、ボタンの側面がベトベトしておりそれが原因でボタンの戻りが悪くなっていました。
掃除には無水エタノールを使っています。
揮発性の高い無水エタノールで、ボタン以外にも接続端子などの掃除にも使えるので色々と重宝します。
※500mlあると暫く減らないので1つ持っておくといろんなメンテで役立ちます!
逆順に組み立てて完了
外した順と逆の順序でつなぎ組み立て完了です。
途中でしっかりとネジを締めるまでに、動作チェックを行ってもよいかもしれません。
ケーブルの接触不良等あった場合、またネジ外して...とか結構面倒なので(汗)
特にケーブルの接続は接触不良を起こさないように、まっすぐに取り付けを行ってください。
あとはネジの種類を間違わないように!
組み立て後は念のためコントローラーの動作チェック
設定>コントローラーとセンサー >入力デバイスの動作チェック
から念のためコントローラーの動作チェックを行います。
お疲れさまでした。