うちの長女ですが、歯のかみ合わせで気になるところがあり、マウスピースを使った歯の矯正を始めました。
反対咬合(はんたいこうごう)と呼ばれる症状で、「受け口」と言った方が馴染みがあるかもしれません。
そんな症状を解消するために「プレオルソ」と呼ばれる矯正をはじめました。
2018年の8月に矯正を開始してからの効果や、かかる費用などについて解説していきたいと思います。
お子さんの歯の矯正を考えている方は是非参考にしてみてください。
反対咬合(受け口)が気になり始めた小学生
子供の歯並びって気になりますよね。
よくある歯並びの問題
- 出っ歯
- 凸凹でこぼこ
- 受け口
一般的に子供の歯並びで気になるのはこんな症状が多いと思います。
うちの娘の場合は、下の歯がでている受け口が該当します。
↓ 矯正開始前の歯並びです。写真でみるとあまり受け口っぽくはありませんが、普段口を閉じている時など(癖で?)下の歯を前に出すことが多く、見ている親としては結構気になる状態でした。
実際、歯医者に相談しに行った時も、反対咬合(受け口)といわれました。
「プレオルソ」という歯の矯正を開始
歯医者に行き相談したところ、「プレオルソ」という歯の矯正を始めることになりました。
プレオルソってなに?
「プレオルソ」は、現役の歯科医師(矯正専門)が開発した取り外しの出来る「マウスピース式矯正装置」です。永久歯に生え変わる前に使うと効果が高いと言われています。
引用:こどもの歯並び.com
「プレオルソ」って何?という感じでしたが、マウスピースをつかった歯の矯正で、小学校低学年の歯が生えかわる時期でもできる矯正らしいです。
歯の矯正といったら、「何十万円など高額&銀色の矯正装置を歯に固定しなければいけない」というイメージしかなかったので、マウスピースで手軽に矯正ができる、ということで早速お願いしました!
実際の歯の矯正には、↓このようなマウスピースを使用します。
「プレオルソ」での歯の矯正にかかる費用はいくら?
初回はこのくらいかかりました↓
初期費用:¥70,740
※保険適用外
その後は定期的に歯医者に通い様子を見てもらうという感じです(数か月に1度通院で数千円)。
現時点で矯正を始めて半年くらいですが、これまでかかった費用は「初回の7万円+通院数回(数千円)」という感じで(7万5千円くらいかな?)。
今後の治療具合をみて、マウスピースを新たに作るなどとなると再び7万円近く追加でかかる事になるのだとおもいます(この辺りは実際に治療進めてみないとわからない所だとおもいます)。
通常永久歯になってから行う、ワイヤーを使った歯矯正の場合は70万円~100万円近く費用がかかるとも聞いたことがあります。しかも治療期間も1年~3年など長期にわたります。
それに比べたら、永久歯に生えかわる前の時期に初期費用数万円から始められる「プレオルソ」はなかなか良いのではと感じています。
まぁ、"納得できる程の効果がちゃんとあるのか" という点が判明するのにはもう少し時間がかかりますが。
まずは早い時期にはじめらえるという点でも良さそうです。
プレオルソは就寝時+日中数時間だけマウスピースをはめるだけ
基本的には就寝中はマウスピースをはめます。
最初の1週間くらいは、寝ている間のマウスピースに慣れないせいか、寝ている間にマウスピースを外してしまいます。朝起きるとそこらへんにマウスピースが落ちています(笑)
でも1週間もすれば慣れてきて、マウスピースを外してしまうという事も無くなりますので安心してください。
そして可能であれば、日中にも数時間程度マウスピースをはめるとより効果があるとのことです。
テレビを見ながらとか宿題をしながらマウスピースをはめる習慣と付けるとよいです。
ちなみに、マウスピースのお手入れは、マウスピースを外した時にマウスピース洗浄液(ハンドソープみたいな泡)で洗ってあげるだけです。
娘も毎日自分で洗っていますので、それほど面倒なものではありません。
プレオルソをはじめて半年経過|現時点での効果は?
歯科矯正:プレオルソ開始前
歯科矯正:プレオルソ開始【1ヵ月経過】
プレオルソによる矯正を始めて1ヵ月経過した時の写真です。
1ヵ月じゃまだ全然効果はわかりませんね。
歯科矯正:プレオルソ開始【7ヵ月経過】
反対咬合の具合はかなり良くなりました。
矯正を始める前は、上の歯が下の歯の前にくる(普通の状態)状態ではありませんでした。それが7か月経過した写真では、(前歯に注目)上の歯が下の歯の前にくるようになりました。
普段の様子を見ていたも、受け口のような感じは全くなくなりました。
現在は上の歯の生え方がかなり変な感じになってるのが気になります。写真からも斜めに生えてきているのが分かると思います。
まだしっかり全部生えてきてはいないので何とも言えませんが、今後生え切った時にプレオルソによる矯正でどこまでキレイになるかは要チェックです。
追記:その後の経過。プレオルソの効果は?
2019年3月16日 定期検診のため歯医者へ!
小学2年生の娘、プレオルソによる歯の矯正を始めてから約8か月ほど経過しました。だいたい2ヵ月に1回くらいの割合で通院しています。
今回、歯医者で言われたことは以下の通りです。
- 歯はちゃんと動いてきているようなのでこのまま継続していきましょう
- 日中も1時間ほどマウスピースをはめるようにしましょう!
どうしても日中にマウスピースをはめるのを忘れてしまうため、その点注意(というかなんというか)を受けました。
日中にマウスピースをはめることで歯を移動させる位置を記憶させる効果があり、寝ている時に日中覚えた位置に歯をもってくるような動きをするそうです。
夜寝ている時は口に力がはいらないので、やはり日中に噛み合わせなども意識してマウスピースをはめることで、より効果がでるそうです!
今後はしっかりと日中もマウスピースをするように、親子で意識していこうと思います!
そして、最近きになっていた斜めに生えた上の歯。
こちらはマウスピースを継続しながらまっすぐに戻るか様子をみましょう、と言う感じでした。
マウスピース効果でまっすぐ戻るか、もし戻らなかったら隣の歯をスライスして歯がまっすぐになるように助けてあげるように調整も考えましょう、との事。
とりあえず今できることは、日中&夜のマウスピースをしっかり継続&定期的な通院ですね。
次回の通院は2ヵ月後です。
まとめ
我が家の長女(矯正開始時は小学2年生)が行ている歯の矯正:プレオルソについて紹介しました。
まず気になっていた反対咬合(受け口)はほぼほぼ改善されたという印象です。
今後は、現在生えてきている大人の歯の並びがどれくらいキレイになるのか気にしながら治療を続けたいと思います。
※本記事は今後も定期的に経過を報告・更新していきます。是非チェックしてみてください。