「パソコンで音を流してそれを録音したい」という場合の操作方法について解説します。
パソコンにつないだマイクで拾った音を録音するのは簡単。
今回解説するのは、それとは違ってパソコンで流した音を録音する方法です。
※MIDI音源を再生しそれをWAVファイルに変換したく、今回の方法を行いました。
パソコンに標準搭載の録音デバイス「ステレオミキサー」を使えば簡単に録音できるのですが、私のパソコンにはステレオミキサーが無くちょっと苦労しました。
結果的にステレオミキサーが無くても録音可能だったのでその方法を紹介します。
【簡単】ステレオミキサーが表示される場合はボイスレコーダーアプリで録音可能
録音デバイスでステレオミキサーを有効化する
まずは私のパソコンでできなかった、録音デバイス「ステレオミキサー」を使う方法です。
画面右下にスピーカーのアイコンが表示されてるので、そこを右クリックします。
「サウンド」を選択・クリックします。
すると以下のような画面が表示されます。「録音」タブを選択します。
何もないところで右クリックします。
「無効なデバイスの表示」をクリック↑。
ステレオミキサーが存在する場合は、「ステレオミキサー」が表示されるはずです。
表示されたステレオミキサーの上で右クリックし「有効化」します。
これで準備OK。
あとはボイスレコーダーアプリで録音するだけ
続いてボイスレオコーダーアプリを表示します。
Windows10に標準でインストールされているアプリです。
スタートメニューの「は行」のところにボイスレコーダーのアイコンが表示されてますのでクリック起動します。
あとは、三角マークをクリックして録音開始します。
ステレオミキサーが無い!「Audacity」を使って録音する
Audacityをダウンロード&インストールする
録音に必要な「Audacity」というソフトウェアをダウンロード・インストールします。
Audacityを起動するとこんな画面が表示されます↓
Audacity&PCで録音デバイスを設定する
Audacityソフトの、赤枠部分の設定を変更します。
まずは一番左の設定を「Windows WASAPI」を選択します。
↓続いて録音デバイスを設定します。
ここでは「EX-LD2071T」というのを選択してます。これは私のパソコンに接続しているモニターになります。スピーカーとかマイクは選択せずに、内臓のデバイスを選択します。
続いて、再生デバイスを設定します↓
ここでは「SPDIF Interface (VIA HD Audio)」というのを選択しています。
先ほどの録音デバイスを同じ設定も選択できますが、同じ設定にすると録音した音が「ファンファンファンファン…」とノイズ交じりの聞くに堪えない音になりました。
↓最後にパソコン側の再生デバイスを設定します。ここを設定しないとエラーとなり録音できなかったり、音が入らなかったりとなりました。
↑先ほどのAudacityで設定した再生録音デバイスと同じ設定にします。
これで準備OKです。
あとは、Audacityで録音ボータン(赤丸)を押すと、録音が始まります。
録音できていると波形が表示されます!
録音したデータは、MP3やWAVファイルに書き出すことも可能です。
↓Audacityのメニューから「書き出し」→「MP3として書き出し」「WAVとして書き出し」を選択で可能です。
以上で完了です!
お疲れさまでした。