定期的にアップデートされるiOS。
わたしのiPhoneにもiOSのアップデート通知がくるので早速インストールしました。
すると、まさかのiPhone更新でエラー!
iPhone(iOS)更新で失敗したのは初めてだったのでかなり焦りました…。
なんとか解決できましたのでわたしが行った対処法を記録しておこうと思います。同じようにエラーになってしまった人に少しでも参考になればと。
iPhoneアップデートの途中でエラー4005が発生
状況としてはパソコンにiPhoneを接続して、iOSのアップデートを行っていました。
このとき使用しているWindwos10は最新の状態(更新通知などはなし)、iTunesも最新、という状況です。それ以外も特別なことは無くいつも通りiPhoneのアップデートを行っていました。
すると突然(アップデート中は放置していたのでどの段階でエラーになったかは不明)、「iPhoneを更新できませんでした。不明なエラーが発生しました(4005)」というメッセージが…。(それが下画面です)
iPhoneのアップデートに失敗した時の対処法
アップデートに失敗すると、iTunes・USBケーブルマークが表示された状態になる
まずはアップデートに失敗するとiPhoneの画面は下写真のようになります。iTunesマークとUSBケーブルのマークが表示された状態です。
(撮影した時の光具合でiTunesマークが見えなくなってしまっていたので少し加工しています)
ずっとこの状態のままで、いつも使用しているような画面が開かれることはありません。
つまりどうにか対処しないとiPhoneが全く使えないという状況です(だからかなり焦ります…。
ちょうどわたしのiPhoneでエラーになったのが夕飯時だったのですが、ご飯そっちのけで復旧作業を行いました)。
この画面の時iPhoneはリカバリーモードで起動をしている状態です。ここから復旧作業をしていきます。
iTunesを最新バージョンにする
お使いのiTunesが最新バージョンになっていない場合は、必ず最新版にアップデートしてください。
下画面のように "ヘルプメニュー ⇒ 更新プログラムを確認(c)" から最新かを確認できます。古い場合は更新プログラムが表示されます。
iTunesの設定:"自動的に同期しない" へ設定
次に、iTunesの設定を確認します。
"編集メニュー ⇒ 設定 ⇒ デバイス" にある、「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない(P)」にチェックを入れます。
iTunesにリカバリーモードのiPhoneを認識させる
以下の順序に従って、iTunesにリカバリーモードのiPhoneを認識させます。
- パソコン側でiTunesを起動させる
- iPhoneからパソコンと接続しているUSBケーブルを一度抜く
- iPhoneのスリープボタン(普段画面を消すときに押すボタン)を長押しして電源をオフにする(画面が真っ暗になったら電源オフ状態です)
- ホームボタン(いつも使っている親指位置にある丸いボタンです)を押しながら、USBケーブルを指す(パソコンとつなぐ)
- iPhoneの画面に「iTunes&USBケーブルマーク」が表示されたら、ホームボタンを離す
- するとiTunes側でiPhoneを認識し画面の表示に変化があるはずです
もしこの手順でiTunes側がiPhoneを認識してくれない場合、パソコンにさすUSBの口を変えてみてください。わたしの時は何度やってもiTunes側で認識してくれなく、USBケーブルを指すUSBの口を変えたら一発で認識してくれました(これで20~30分くらいはあたふたしていたと思います。かなり焦りました…)。
iTunesで更新、または復元を実施する
※この辺りの作業はアップデートの失敗の状況に応じて異なるかもしれません
わたしの場合は、上記の手順を行ったところ、下画面のような表示がiTunes上にでました。
ここでわたしの場合は更新を実行しました。
復元を実行する場合は、パソコンに保存されてあるiPhoneの復元データから復元を行うものと思います。
その場合は最新の復元データでない場合は、データが消える可能性がありますので十分注意・認識の上おこなってください。
日ごろから定期的にパソコンにつないで同期(バックアップをとる)するって大切だなと痛感しました。わたしの場合こどもの写真がたくさん入っているのでそれが消えたら…と思うと。。。
先ほどの上画面で「更新」を押すと以下のようなメッセージが。
「iPhoneを更新できない場合は、工場出荷時の設定に復元する必要があります」
これでもアップデートできない場合は、工場出荷状態に初期化となるようです(その後バックアップデータから復元という流れでしょうか)。
この後はアップデートが完了するのを待つだけです。
無事にiPhoneの更新が完了
わたしの場合はこれで無事にiPhoneが復活しました。中のデータも無事でした。iPhoneのバージョンも最新の iOS 9.3.1 へ更新されました。
ほんとうによかった…。
追記:妻のiPhoneでもアップデートエラーが発生。iOSアップデートエラーを発生させないためにはどうすればよいか?
基本的な症状は前述の通り。Lightningケーブルを接続してiPhoneとパソコンを接続し、iOSのアップデートを実行。
すると、しばらくして以下のような画面に。もうね、若干iOSアップデート恐怖症に陥ってます。
iPhoneのiOSアップデートでエラーとならないために気を付けたい事
で、今回妻のiPhoneでもアップデートエラーが発生したことで気づきました。
USBハブを経由してパソコンとiPhoneを接続した場合にエラーが発生する、ということ。
うちでは以下のUSBハブを使用しています。このハブを経由してiPhoneとパソコンをLightningケーブルで接続することが多いです。そうです、エラー発生時は必ずこのハブを経由して接続していたのです。必ずこれが原因になっているとは到底言えませんが、少なくとも原因の一つにはなっていると思います。
機器同士の相性などもあると思いますし。
もし、同様にUSBハブを経由してiPhoneとパソコンを接続している、という方はiOSのアップデートエラーを未然に防ぐためにも、パソコンに直接Lightningケーブルを指して実行してみてください。
まとめ
まさかiPhoneのアップデートで失敗するとは思いませんでした。4年近くiPhone使っていますが初めての経験でした。
といっても失敗したものはどうしようもないので、しっかりと落ち着いて復旧作業を進めていきましょう。
当たり前ではありますが最悪の事態に備えて日頃からバックアップをとっておくことは非常に大切だなと痛感した体験でした。
同じような状況で困っている人の参考になれば幸いです。