本記事では、車のヘッドライトのくもりや黄ばみを自分でとる方法を紹介していきます。
今回は、車のヘッドライトのくもり&黄ばみをとる「SOFT99:ヘッドライトリフレッシュ」というアイテムを使用しました。このアイテムを使用して、実際に愛車のヘッドライトのくもり&黄ばみを除去してみました。
効果や作業手順などの一部始終を、写真を交えて詳しく紹介していきます。
ヘッドライトのくもり&黄ばみが気になっている方は、是非参考にしてみてください!
実際効果はあるの?
最初に結果から言うと「効果あり!」でした。愛車のかなりくもったヘッドライトがかなりキレイにクリアになりました!大満足です。
それでは見ていきましょう。
ヘッドライトのくもり&黄ばみをとるアイテム:SOFT99 ヘッドライトリフレッシュ
まずは今回使用したアイテムをご紹介。こちらのアイテムを使用しました↓
おそくらカー用品店でも扱いのある商品ではないでしょうか(わたしはAmazonで購入しました)。値段も手ごろなのでちょっとチャレンジしてみようかな!?という方でも気軽に購入できるのがうれしいです。
他にもヘッドライトのくもり取りアイテムはいくつかありますが、Amazonでのレビュー数の多い&高評価な本アイテムを購入しました。
さて、実際に作業に入る前に、ヘッドライトのくもりや黄ばみの原因も知っておきましょう。
ヘッドライトのくもり&黄ばみの原因
ヘッドライトはポリカーボネートという素材でできています。普段生活しているとあまり聞きなれない「ポリカーボネート」ですが、これはプラスチックの一種です。スマホのケースなどにも使われています。
ポリカーボネートの特長
- 衝撃に強い
- 熱に強い
- 透明度が高い
- 紫外線に弱い
昔はヘッドライトにガラスが用いられていたようですが、事故などで破損した際の危険性や、コストがかかる、重量がある、等の理由から昨今では「ポリカーボネート」が用いられています。
ガラスよりも良さげなこのポリカーボネートですが「紫外線に弱い」という弱点があります。これがヘッドライトがくもる&黄ばむというものに関係します。
ポリカーボネートは紫外線を長く浴び続けると表面が劣化し化学変化により、表面がくもったり黄ばんだりしてしまいます。
そのため、車の製造時にはヘッドライト表面には特殊なコーディングが施され、表面の劣化を抑える工夫がされています。しかし、時間とともにそのコーティングも剥げ効果が薄くなってきてしまいます。
その結果ヘッドライトのくもり&黄ばみが発生する、というわけです。
新車で購入した車の場合、数年間はヘッドライトのくもりや黄ばみは全く気にならないですよね?4,5年位経過したくらいからでしょうか(我が家の場合はこのくらいからですね)?だんだんヘッドライトのくもり&黄ばみが気になってくるのは。
というわけでヘッドライトがくもってきたり黄ばんできたりするのは仕方ないのです。ただし、このくもりや黄ばみを放っておくと都合が悪いこともあるので、良きタイミングでしっかりとメンテしてあげましょう!
ヘッドライトのくもりや黄ばみがひどいと車検が通らない場合がある
車検の際には、ヘッドライトの光量の検査を行います。
ヘッドライトの光の度合い(明るさ)や、光の向きなどを検査します。もちろんこの検査をパスしないと車検が通らないので車に乗ることはできません。
↓このように、ヘッドライトのくもりで車検が通るか心配する声もあります。
車検予約完了!
ヘッドライトのくもり、光量不足でひっかからないか心配— しんぺー (@shinpiiiirevo) 2017年5月18日
おっとwww気が早すぎたw
あ、すみません!ちょいと聞きたいんですがこのヘッドライトのくもり車検通ると思います?w pic.twitter.com/92vWcWE3ZB— あっきぃ (@CBR_yui) 2017年12月19日
ヘッドライトのくもり&黄ばみで愛車がかなり古臭く見える!
車のヘッドライトって、車自体の見え方にかなり影響します!
ヘッドライトがくもっていたり黄ばんでいたりするだけで、車自体がかなり古く見えます。なんかカッコ悪いですよね。
今回、愛車のヘッドライトをキレイにしましたが、やっぱりヘッドライトが変わるだけで全体の雰囲気もかわります!かなり若返りました(後ほどビフォーアフターの写真を紹介します)。
やっぱり車の外見は大切です。気分的にもかなり違うので、ヘッドライトのメンテは重要だなと再認識しました。
【解説】SOFT99 ヘッドライトリフレッシュを使ってヘッドライトのくもり&黄ばみをとる方法
「SOFT99 ヘッドライトリフレッシュ」の内容物
さて、それでは実際にヘッドライトのくもり&黄ばみをとってみましょう!
まずは、今回購入したSOFT99のヘッドライトリフレッシュの内容物の紹介から。
以下の4点が入っています。
内容物
- ベースクリーナー × 1
- 専用クロス × 2
- トップコート
- 専用スポンジ × 2
「ベースクリーナー」を専用クロスに付けて、ヘッドライトを磨いてキレイにしていきます。そして最後は、キレイになったヘッドライトに専用スポンジを使って「トップコート」を塗っていく流れになります。磨きっぱなしだとまたすぐに黄ばみやくもりが発生してしまうので、トップコートでクリアコート仕上げが必須となります。
ちなみに、ベースクリーナーには研磨剤が含まれているので磨き過ぎには注意のようです(取扱説明書に注意書きがありました。私は大して気にしませんでしたが)。
それでは、実際にわたしの愛車のヘッドライトを磨いてキレイにしていく過程を写真付きで紹介します。
【手順1】まずは現状把握!くもり具合&黄ばみ具合をチェック
新車で購入した我が家の愛車ですが、早いものでもう7年以上乗っています。7年もすると結構ヘッドライトのくもり具合も気になってきます↓写真からもわかると思いますが、上段のヘッドライトが特にくもりがひどいです。幸いにもまだ黄ばみはそれほどひどくありません。
ちょっと近づいてみると…↓かなりくもっているのがわかりますね。
↓端の方は傷も目立ちますね。
そして、反対側のヘッドライトはこんな感じです↓反対側に比べるとそこまでくもりはひどくありませんね。
【手順2】養生テープでヘッドライト周辺のボディを保護する
作業に入るまえの準備作業になりますが、↓このように養生テープを使用してヘッドライトの周りのボディを保護してあげます。
先ほども記載したように、ヘッドライトを磨くクリーナーには研磨剤が含まれています。
ヘッドライトを磨く際に、誤って(力を入れすぎて手が滑ったり)ボディに傷をつけないように保護してあげます(必須ではありませんが、できれば養生してあげましょうね)。
※養生テープはこんなやつです↓
【手順3】ベースクリーナーでくもり&黄ばみを除去!ひたすら頑張る!
いよいよヘッドライトのくもりをとっていきます!
ここでは、ベースクリーナーと専用クロスを使っていきます。
↓専用クロスにベースクリーナーを付けてヘッドライトを磨いていきます。
↓こんな感じで磨いていきます。ひたすら頑張っていきましょう!
最初は磨いても磨いても全然くもりが取れず…。
それでもあきらめず頑張って磨き続けてみてください!
10分くらい頑張ったところから徐々に効果が目に見えてわかってきます!
30分もするとかなり効果がわかりテンションあがってきます!!
↓どうですか!?上段のヘッドライト、だいぶキレイになりましたよね!目に見えてキレイなってくるとやる気が出てきます!
↓下段のヘッドライトも磨きおわり、かなりキレイになりました。
↓左側が磨き終わり、右側はまだ磨いていない状態の写真です。こう見ても左側のくもりがとれてキレイになっている感じがわかります。やっぱり、くもりが取れると印象が全然ちがいます!
【手順4】反対側のヘッドライトも同様に磨いていきます
同様の手順で反対側も磨いていきます。
30分以上磨いていると段々と手もつらくなってきますががんばりましょう!
【手順5】最後にトップコートを塗って完了!
専用スポンジを使って、トップコートを塗ってきます。
これで完了です!
おつかれさまでした。
ヘッドライトのくもり&黄ばみは自分で除去できる!
以上のように、市販のアイテムを使用してヘッドライトのくもり&黄ばみはある程度除去することができます。
※Before&Afterの写真です↓(効果がはっきりわかりますね!)
↓車の見た目もかなり良くなりました!ちょっと古臭い印象だった愛車もすっかり若返りました。超大満足です!
ヘッドライトのくもり&黄ばみが気になっている人は是非チャレンジしてみてください!