今回、安さが魅力のSSD「SUNEAST(サンイースト)」を使用してみたのでレビューしていきます。
※SUNEAST様よりサンプル品を提供いただきました。ありがとうございます!
SSDはまだまだ高い|値段で選ぶならSUNEAST(サンイースト)のSSD
【追記】4年半程経過した現在もSUNEASTのSSD活躍中
本記事を最初に書いたのが2018年4月でした。
そこから現在まで、プライベート用のパソコンでSUNEASTのSSDを使っております。1度もトラブルなく現在も動いております。
品質面は問題ないと実感しております。
SSD換装してみたいけどSSDって結構高いな…。もうちょっと安かったらなぁ。
なんて思っている方も多いと思います。
SSDだと、だいたいどのメーカーさんでも500GB近くで1万5千円くらいしますよね。
→ 本記事を最初に書いたのが2018年4月。2022年8月現時点だとSSDの価格もかなり安くなってます。500GBで¥8,000程。4・5年前の半分くらいになってます。
これでも昔に比べたらかなり値段は安くなりました。
それでもまだHDDみたいに気軽に買えるお値段ではない、というのが正直なところ。
SSDの値段で悩んでいる方に是非選択肢の一つに入れてもらいたいのは、今回紹介するSUNEAST(サンイースト)のSSDです。
値段設定がかなり魅力的です!
※↓こちらの商品です。
SUNEAST(サンイースト)の公式ページは以下を参照してください。
公式ページ
でも、ただ安ければいいってもんじゃないので、本記事ではSUNEAST(サンイースト)のSSDの実力を少し検証してみたいと思います!
CrucialのSSDとSUNEASTのSSDを比較してみた!
今回は、以前に以下の記事で使用したCrucialのSSDとSUNEASTのSSDを比較してみました。
SUNEAST(サンイースト)SSDのスペック
SUNEASTのSSDのスペックは以下の通り。
NAND フラッシュ | 3D TLC |
サイズ(縦×横×高さ) | 100.45 x 69.85 x 7mm |
重さ | 62g |
インターフェース | SATA 6Gb/s |
シーケンシャル R/W 性能 (最⼤) | 120/128GB;最⼤ 530 / 400MB/秒 240/256GB/360GB;最⼤ 530 / 450MB/秒 480GB/512GB/960GB;最⼤ 530 / 500 ※実際のパフォーマンスはご利⽤環境によって異なることがあります |
動作電圧 | DC 5V±5% |
動作温度 | 0℃ 〜 70℃ |
保管温度 | -40℃ 〜 85℃ |
耐衝撃性 | 1500G / 0.5ms |
ECC(誤り訂正符号) | Spuports BCH ECC 72 bits per 1024K |
MTBF | 2,000,000 時間 |
SUNEAST(サンイースト)とCrucialの書き込み&読み込みスペックの比較
SUNEASTの480GBと、Crucialの525GBのSSDで、書き込み&読み込み速度の仕様上の比較です。
※Amazonの商品ページに記載の速度です。
シーケンシャル R/W 性能 (最⼤) | 【SUNEAST】 読み出し 530MB/s 書き込み 500MB/s | 【Crucial】 読み出し 530MB/s 書き込み 510MB/s |
良い勝負ですね!読み出し性能は両者互角。
書き込みに関してはCrucialが少しだけ優性という感じです。
※あくまでも記載のスペックです。
実際にSSDを入れ替えて性能を比較!
SUNEASTとCrucialのSSDで起動時間の比較をしてみた
スペック上はCrucialの方が少し優性ですが、それじゃあ実際はどうなんだ!?
というわけで、SUNEASTとCrucialのSSDを入れ替えて実際に体感速度を測ってみました。
やっぱりSSDといったら、パソコンの起動時間が早い!というわけでそれぞれのSSDで起動時間の比較を行いました。
今回は使用するパソコンはまったく同じで、単純にCドライブに使うSSDをSUNEASTとCrucialで交換して測定するという、差分はSSDの種類だけ!という状態で実験してみました。
まずはSSDのクローン作製→SSD換装
というわけで、現在はCドライブにはCrucialのSSDを使っています。このCrucialのSSDをSUNEASTのSSDに交換するために、クローン(コピー)を作成します。
SUNEASTのSSDをパソコンにUSBで接続してコピーを行っていきます。
↓パソコンにSUNEASTのSSDを接続したところ。これからクローン作製(コピ)開始!
この辺りの手順については、別記事にて超詳しくまとめていますので、手順を知りたい方はそちらを参照ください!
SSD換装の超詳しい手順【まとめ記事】
↓ノートパソコンの方はこちらをどうぞ!
【SSD換装】CドライブOSごと丸々コピー!HDD/SSDからSSDへの交換手順を画像付きで超詳しく解説
↓デスクトップパソコンの方はこちらをどうぞ!
SUNEAST(サンイースト)とCrucialのパソコン起動時間比較結果!
今回は3パターンで起動時間の測定を行ってみました。
今回測定した起動時間というには、パソコンのデスクトップが表示された時点までの時間を、起動時間と定義しています。
まずは通常の起動です。電源がOFFの状態から電源をONして起動するまでの時間です。結構時間がかかるやつです。続いては、パソコンを休止状態にしてその状態から起動するまでの時間。最後はパソコンをスリープ状態にして、そこから起動するまでの時間です。
みなさんは普段どの状態でパソコンを起動することが多いですか?
毎回電源OFF→ON→OFF→ON、するという方もいれば、わたしのように使い終わったら休止状態またはスリープにすることが多い、というかたも多いのではと思っています。
さて、それでは実験結果です!↓じゃん!
SUNEAST | Crucial | |
通常の起動 | 20秒 | 18秒 |
休止→起動 | 10秒 | 10秒 |
スリープ→起動 | 4秒 | 4秒 |
※今回の測定時間は、小数点以下は省略しています。ストップウォッチで測定していますし、コンマ数秒は体感的にはまったく気にならないレベルだと思いますので。
結果を見ると、通常の電源OFF状態から起動で、SUNEASTがCrucialに比べて約2秒ほど遅かったという結果になりました。その他、休止&スリープは両者まったく差無し。
この2秒の差を大きいととるか、小さい(気にならないレベル)ととるかは、各自で異なるところかもしれませんね。
ちなみに私としてはこの2秒は全く気にならないレベル。数十秒~数分の差があるならまだしも、2秒程度の差は誤差の範囲内という感じですね!
SUNEASTは値段は安いけど、Crucialと同等のパフォーマンスを発揮!
というわけで、今回の実験で分かったのは、SUNEASTのSSD行けるじゃん!ということ。
もちろん、SSDなので寿命がどのくらいなのか?壊れやすくないのか?など気になるところはあるが、これに関しては実際使ってみないとわからないと思います。
私もまだSUNEASTのSSDを使い始めて、2~3週間程度(今のところ全く問題なし)なので何とも判断できないのが現状。
ただこれだけは言える。
HDDやSSD、何のメーカーの製品を使っていても壊れるときは壊れる!!(マジで)
以前に某有名メーカーの外付けHDDを使用していたことがありましたが、使用開始1年もせずに、書き込み&読み込みができなくなり大切なデータを消失しかけました。
ちなみに、同時に使っていた別の外付けHDD(使用期間6年以上)はその時もバリバリ動いていました。
※運よく違うデバイスに2重でバックアップを取っていたので大丈夫でしたが…。
という感じで、壊れる時は壊れます。
HDDはよく壊れる前は、異音など壊れる前兆があります。
しかし、SSDはそんな前兆無しに壊れることが多いようです(私はまだ経験ないですが、私の知人は突然SSDに逝かれてしまったようです…)
絶対大丈夫はない。バックアップは超大切。
2019年7月6日更新
2018年4月くらいから使い続けて、現在(2019年7月)もこのSSDを使用しています。
自宅用のパソコン(毎日6時間くらいは使っていると思います)、で使っています。しかもCドライブとDドライブの2つ使用。
1年3か月ほど経過した現在も問題なく使えています!
まとめ
というわけで今回紹介したSUNEASTのSSD。
値段が超魅力的で性能も十分なSSDということがわかりました。あとは耐久がどの程か?というところですね。
SSDの購入を検討している方は、このSUNEASTのSSDを選択肢の一つにいれてみるのも良いと思いますよ。