とても人気のあるロジクール(Logicool)のトラックボールマウス。
そのトラックボールマウスの最高峰モデル「MX ERGO」を購入したので紹介していきます。
今回購入したロジクール最高峰トラックボールマウスはこちら
ロジクールの「MX ERGO」というワイヤレスのトラックボールマウスです。
慣れるととても使いやすいトラックボールマウス|もう普通のマウスには戻れない
わたしはこれまで、同じくロジクール製のトラックボールマウス「M570t」という製品を使っていました。
↓これです。値段もトラックボールマウスにしてはお手頃です。
M570tについては↓こちらの記事で詳しく紹介していますので興味があればご覧ください。
トラックボールマウスを使う前はごくごく一般的なマウスを使っていました。
仕事&プライベートでパソコンを使い過ぎなのか、マウスを持つ手(手首あたらい)が傷みだし”マウス腱鞘炎かな?"ということで、腱鞘炎に良いマウスを探して見つけたのがトラックボールマウスとの出会いです。
最初は、右手の親指でボールをコロコロしてマウスポインターを操作する、というのに全然なれませんでした。
しかし、2,3日程度でコツをつかみはじめ、1週間もすれば全然余裕で使うことができるほどに!(人間、なんでも慣れですね。)
ちなみに、自宅パソコンのマウスをこのトラックボールマウスにしたので、普段パソコンをあまり使わわない妻も強制的にトラックボールマウスを使う羽目になりました。が、知らないうちに妻もすっかりトラックボールマウスで操作できるほどになっていました(やっぱり慣れですね)。
これまで10カ月ほどトラックボールを使ってみて良かった点をまとめると。
マウス腱鞘炎が治った!
場所をとらない(狭いデスクでも使える!マウス動かす必要ないからね)
なんかパソコンできる人っぽい感じになる(笑)!
操作しやすい!逆に普通のマウスが使い辛く感じる(ちょっとイライラする)
という感じで、個人的にはトラックボールマウスにしてよかったな、という感じです。
マウス腱鞘炎が治ったのは本当に良かったです。
ロジクール「MX ERGO」を購入した理由
「M570t」を持ってるのになんでもう一つトラックボールマウスを購入したの?しかも良いって言ってた「M570t」じゃなくて高い「MX ERGO」の方を…?
理由は単純で↓
・トラックボールマウスが最高過ぎたので、仕事用で使うマウスもトラックボールマウスにしたかったから!
・せっかくなら今持っているマウスとは違うのを購入してみたい!
・「MX ERGO」!? マウスの角度が調整できんの!超良くね?さらに手(腱鞘炎)への負担減るんじゃない!?
「MX ERGO」は決して安い買い物ではありません。「M570t」が2.5個くらい買える値段です。お値段以上の、ロジクール最高峰マウスの性能に期待して購入してみました。
というわけで詳細を紹介していきますね。
「MX ERGO」パッケージ
まずは化粧箱。値段相応の高級感ある感じです。
↓フタはマグネットでくっついていました。地味に凝ってますね。
こちらがマウス本体。
見開きの左側には、「専用ソフトをインストールするとボタンの割り当てなどをカスタマイズできるよ」という説明が書いています。
※後ほど詳しく説明します。
化粧箱裏側です。マウスの角度を変えられるよ!という説明。
※こちらも後ほど詳しく解説します。
「MX ERGO」同梱物
商品の中身は以下の通り。
MX ERGO 同梱物
説明書
充電用USBケーブル
超小型レシーバー(Unifying対応)
「MX ERGO」の特長!
商品のスペック(仕様)、実際使ってみてわかった「MX ERGO」の特長を挙げていきたいと思います。
MX ERGOの特長!
Bluetooth接続にも対応
結構ずっしり重たい
手のフィット感が良い
6つのボタンを自由に割り当て可
2つのパソコンに接続可能(1タッチで切替可)
2つのパソコン間でコピペができる
20度の傾斜最高
黄色マーカーは、私が特にいいな!便利だな!と感じた点です。
1つずつ解説していきます。
電池不要(バッテリー内蔵:USBで充電可)
マウスって単三電池や単四電池を入れてつかうものが多いと思います。この「MX ERGO」は充電池内臓。付属のUSBケーブルを使って充電して使うことが可能です。無駄な電池消費が無いのがうれしいですね。
使用可能時間の目安は以下の通り。
1回のフル充電で最長4ヵ月間、1分の充電で約1日(約8時間)使用可能。
※もちろん充電用のUSBケーブルを接続しながらでもマウスは使用できます。
↓こんな感じで、マウスの頭(?)にUSB端子がついてるので、そこにケーブルを挿して充電します。
Bluetooth接続にも対応
パソコンとマウスの接続には2つの方法があります。
付属の超小型USBレシーバを使った接続。さらにBluetooth接続にも対応しています。USB端子が少ないパソコンではBluetooth接続は重宝しますね(USB端子をつぶさなくていいので)。
普通のマウスでもBluetooth対応のものは少し値段が高いのですしね。Bluetooth接続機能も対応してくれているのはうれしいです。
結構ずっしり重たい
マウスの裏側にはメタルプレート(↓写真左)がついていてこれが結構な重さがあります。
磁石でこのプレートとマウス本体がくっつきます。
マウスの重さを測ってみると↓これまで使っていた「M570t」の重さは「139g」。一般的なマウスの重さもこれくらいかなと思います。
それに比べて、「MX ERGO」の重さは「260g」。M570tの重さの約2倍です!実際マウスを触ってみると、かなりずっしり感があります。でも、トラックボールなのでマウス本体を動かす必要もないので特に問題は感じてません。使い続けていると、このずっしり感が良く感じてきます。
手のフィット感が良い
M570tとの大きさの比較です↓(左:M570t、右:MX ERGO)
パッと見はM570tもMX ERGOも同じくらいの大きさに見えます。高さが若干MX ERGOの方が高いです。そのため一回りくらい大きく感じます。その分手へのフィット感も増します。その他にも、マウス自体の素材・質感もMX ERGOの方が高級感がある(ちょっとマットな質感で安っぽさを感じない)のでこれもフィット感がよく感じる理由の一つだと思います。
6つのボタンを自由に割り当て可
専用のソフトウェアをインストールすることで、マウスの各ボタンに機能を割り当てることができます。
その専用ソフトウェアの画面がこちら↓この画面はマウスのホイール中央ボタンの機能割り当て変更の画面です。好みに応じていろんな機能を割り当てることができます。他のボタンに関しても同様に、それぞれ機能を割り当て可能です。自分好みの設定にすれば、作業効率もアップです。
↓そしてコロコロボールの隣にも一つボタンがついていて、このボタンを押すと「精密モード」という機能をONすることができます。
この「精密モード」は地味に使えます!ボタンを押すと、マウスポインタの動く速度が極端に遅くなります。それにより細かい作業もこなすことができます。画像編集などピクセル単位で細かいマウス操作が必要な時などに重宝します。
トラックボールマウスは、上記のような細かい操作が難しいのでちょっと使い勝手が悪い、と思われがちですがこのMX ERGOは違いますね。
2つのパソコンに接続可能(1タッチで切替可)
これめちゃくちゃ便利だなと思いました。
私は仕事で2つのパソコンを同時に使うことがよくあります。その場合、普通だとそれぞれのパソコンにマウスを接続して、操作するパソコンを変える度にマウスを持ち帰る必要があります。
しかし、このMX ERGOはそんな必要はありません。↓この「1 2」と書かれたところのボタンを押すことで、接続先のパソコンを瞬時に切り替えることができるんです。これがめちゃくちゃ便利です。いちいちマウスを持ち変える必要がないなんて最高に快適です。
※この機能を使うには、事前に2つのパソコンとの接続を確立させておく必要があります。Bluetooth接続不可のパソコンの場合には、USB超小型レシーバーが2つ必要になる場合もありますが。
2つのパソコン間でコピペができる
そして、2つのパソコン間でコピペができる!という機能。これも上記の機能の拡張版みたいな感じです。
1つのマウスを使って2つのパソコンを行き来しつつ、さらにデータのコピー&ペーストが可能!という画期的な機能です。
普通、2つのパソコン間でデータをコピーしたい場合は、USBメモリを使ったり(USBにデータを保存して、もう1つのパソコンにUSBさしてそのデータをコピーして、など結構面倒な手順を踏む必要があります)しますが、それが不要になります。
2つのパソコンでこのMX ERGOを接続して設定すればOKなんです。専用ソフトを使っていろいろ設定はできます。これはFlowという機能になるんですが、先ほどのボタンをおしてパソコン1・2を切り替えるんじゃなく、画面の隅にいったら勝手にマウスがもう一方のパソコンに切り替わるという画期的な機能。ユーザーが切替ボタンを押す必要は無く、マウスカーソルが画面の隅を越えると勝手にもう1つのパソコンにマウス操作が切り替わっちゃうんです。なんか最初は変な感じがしますが、慣れてくるととても使える機能です。
20度の傾斜最高
わたしがこのマウスを購入してみた、一番の期待でもあります。好みで、マウスの角度を0度か20度のどちらかにできるというもの。
人の手に負担がかからないように、より自然な状態でマウス操作をできるように配慮したのがこの機能。20度の角度を付けることで、人の手をより自然な状態(握手しているような角度)にすることで、負担を減らそうとするものです。
一応注意したいのは、0度か20度のどちらかにしか設定できないということ。0度~20度ではありません。0か20のどちらか、になります。
0度と20度の状態のマウスを比較してみましょう↓
↓実際にマウスを持ってみた写真。いや~、わかりづらい。
でもねこの20度ってすごく大きくて、やっぱり手首への負担はより軽減されている感はあります。自然に手を押した感じの角度で、マウスが操作できるので、手への負担はかなり軽いです。これでさらにマウス腱鞘炎からは遠ざかったきがします。
欲をいうと、もっときつい角度まで設定できたらなと。しかも細かくこの角度がいい!というのに設定できるようになれば最高です。手が楽な姿勢(角度)は人それぞれ微妙にちがいますからね。これを細かく設定できたら、もう最高だと思います。
まとめ:トラックボールマウス「MX ERGO」は高機能で腱鞘炎にも良いマウスだった
Logicoolの最強のトラックボールマウス「MX ERGO」を紹介しました。
なかなかのお値段なのですぐに購入!というわけにはいかないと思いますが、「もう、トラックボールマウスしか無理!」という人なら絶対買いだと思います。
また、「初めてのトラックボールマウスだけど何がいいかな??」という人はまだまだ人気の「M570t」が個人的にはオススメです(Amazonでもベストセラー1位の商品です)。わたしも一番最初は「M570t」からトラックボールデビューでした(詳しいレビューは以下の記事で)。
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