半年ほど前に念願のモニターアームを購入し、パソコンデスクに設置しました!
狭かったパソコンデスクもかなり広く使えるようになり、とても快適です!まじで買って良かったモニターアーム。
ただ、モニターアームといっても設置方法や種類(メーカー)も多数あり、どれが良いのかよくわからないんですよね。
というわけで、わたしがモニターアームを選定する際に気にした点や、実際の設置場所・設置方法に関する内容も含めて、おすすめのモニターアームを紹介していきたいと思います。
これからモニターアームを導入しようと検討している方は是非参考にしてみてください。
まずはいきなりビフォーアフター写真から紹介していきます!
【Before】モニターアームを付ける前のパソコンデスク周り
まずはモニターアームを設置する前のデスク周りの様子です。パソコンデスクといってもリビングの一角の1畳程度のスペースになります。
このように左側・奥側の壁に接触する形で天板が設置されています。
【After】モニターアームを付けた後のパソコンデスク周り
そしてモニターアームを設置した後です!
どうですか!?かなりスッキリしてとてもいい感じです!大満足。デスクの上もかなり広く使えるようになり全体的にとてもスッキリ!
この後に詳しく書いていきますが、このように天板の奥にスペースがない場合モニターアームの固定が簡単にはいきません。クランプ式という天板を挟んで固定する方法が取れないためです。天板に穴をあけて固定する、ネジ固定やクランプ式という方法でモニターアームを固定するしかありません。
それでは、モニターアームの固定方法について見ていきます。
モニターアームの固定方法はおおきく分けて3種類
モニターアームを選ぶ際に重要になるのが、固定方法です。
お使いのデスクによって固定できる方法は異なってきますので必ずチェックしてください。また固定方法によって、購入するモニターアームも変わってきますの注意してください。「せっかく買ったのに設置できなかった…」では悲しすぎますからね…。
モニターアームの固定方法は大きく分けて3つあります。
※サンワサプライさんの公式ページにわかりやすい説明がありましたので引用させていただきます。
1. クランプ式
まず1つめは「クランプ式」。これが一番一般的な固定方法になります。
写真のように、デスクの端に天板を上下で挟み込むように設置します。そのためデスクの背面にスペースがあることが前提となります。壁とデスクがくっついて隙間が無いような場合は、金具を固定できないためNGとなります。
また、この方法で設置する際に気を付けたいのは、デスク天板の厚さが十分か(薄すぎないか?厚すぎないか?"厚さ15mm~75mmまで"のようにアームによって規定がありますので要チェックです)、また、デスク天板に金具を取付可能な幅が十分あるか?という点です。
後者の「金具を取付可能な幅が十分あるか?」については以下のようなことが無いかチェックしておくとよいと思います。
天板を挟む面積が十分とれない場合
↓1つ目はこのようなケースです。
イラストの黒い部分が机の天板になります。天板の端に小さなでっぱりがあるデスクって結構ありますよね。"天板に枠がついてる"みたいなやつです。そうすると、モニターアームを挟んで固定する際にうまくいきません。でっぱりのせいで、天板を挟み固定できない個所が出てきてしまいます。十分な力で固定できなくなるので不安定になり危険です。このような場合は、木の板などを挟んで厚みを調節して固定する等の方法をとることは可能です。
金具が天板の奥まで届かない場合
もうひとつはこのような場合↓
今度は端っこではなく、ちょっと中に入ったところにでっぱりがあり、それによって金具が奥までしっかり入らないような場合です。↓こんなやつです。
この場合も、天板を挟む面積が十分確保できなくなるのでしっかりと固定できず強度に不安が残ってしまいます。
2. ネジ固定式
2つめの固定方法は「ネジ固定式」です。デスクの天板に直接ネジ固定するので、モニターアームをしっかりと固定できます。ただし、デスクにねじ穴をあけなければいけないので、あまりこの方法をとっている人はみたことがありませんね。
3. グロメット式
画像引用:サンワサプライ モニターアームの選び方
3つめの固定方法は「グロメット式」です。わたしは今回この「グロメット式」で取付ました。
この固定方法では、デスクにボルトを1本通し(穴が開いている必要有)天板を上下で挟み固定します。しっかりと固定することができます。さらにこの方法だと、デスクの奥行が確保できない場合にも設置できる(壁にデスクが固定されている場合など)のがポイントです。
わたしの環境では、まさにこれで、壁にデスクが固定されておりクランプ式ではNGだったため、このグロメット式で固定しました。
グロメット式でモニターアームを固定する方法|配線用の穴があればOK!
それでは実際にわたしが購入したモニターアームで、パソコンデスクに設置する方法を紹介していきます。
【安くてしっかりした作り!】グリーンハウスのガススプリング式モニターアームを購入
↓今回購入したのは、こちらのモニターアームです。価格も安くさらにグリーンハウスという日本のメーカーという事でなんか安心ということでこれを選定しました。
※他メーカーのアームを見て頂ければわかると思いますが、このグリーンハウスの商品は値段は安いほうだと思います。それでいて作りがしっかりしており安心&おすすめです!ガススプリング式というのもポイントです(モニターを動かすのにネジを締めたりする必要が無くスッっと簡単に動かせるんです)。
前述の通り、今回は天板を上下で挟み固定するグロメット式での設置を行いました。
設置したパソコンデスクには、もともと配線を通す穴が机にあいていたでそれを利用しました。
配線穴を使ってモニターアームを固定【グロメット式】
グロメット式では以下の右側のように天板を挟んで固定します。
↓我が家のデスク天板にはこのような配線通し穴が存在します。この穴の直径は約70mmです。グロメット式で固定する場合にも、この穴の直径の制限がありますので事前にチェックしておきましょう。ちなみに私が購入したアームの取り扱い説明書には、穴の直径「8.5mm~70mm」という記載がありました。穴の直径ギリギリですね…。あまりにも穴が大きすぎると取付不可な場合もあるので注意してください。
↓モニターアームの取付部の金具はこのようになります。このボルトを穴に通して天板を挟みます。
実際にデスクに取付た後、デスク下側の固定部分はこのようになります↓
少し穴の中央からはずらして固定しています。そうすることで配線を通すスペースも確保するようにしています。
↓ちょっと角度を変えて(デスク下側の固定部を見た時の写真です)。
右側に見える黒・白・グレーのケーブルはLANケーブルやパソコンの電源ケーブルです。しっかりと配線穴を通ってます。それでいてしっかりアームも固定できてる!やるじゃん配線穴!
↓テーブル上側を見てみると、しっかりと配線が通る分のスペースがありますね!イイ感じ!
↓デスクの上側では、何の違和感も無くモニターアームが固定されてます(かっこいい!感動!)。
というようにデスクにあいた配線穴を有効活用してモニターアームを固定することが可能です!
コードや角度を整えて最終的にはこのような感じになりました!↓
かなりスッキリ!机がかなり広く使えるようになりました。
モニターアームには配線隠しもあるので活用
このモニターアームには配線隠しも備わってますので、モニターの電源ケーブルやHDMIケーブルなどをキレイに配線することも可能です。
↓アームの上下2か所(ピンク矢印個所)に配線隠しがあります。
モニターアームの稼働範囲もチェックしておこう!
モニターアームの稼働範囲
このモニターアームは以下のように、各所が回転・動くような作りになっています。
数値で見ると以下のような感じです。
「±180°、±135°」とかかれた部分の回転角については基本的に問題ないと思います。一応気にしておきたいのは、アームの上下に動く角度(「45°」とかかれた部分)。
モニターの上下位置はどこまで??
↓この状態がモニターを一番高い位置にセットした場合です。これ以上、上にあげることはできません。
写真のディスプレイは20.7インチです。この写真では、机からディスプレイの下端までで約24.5cmの高さになっています。
↓そしてディスプレイを下げると、机にピタッとつくまで下がります。
↓よこから見るとこんな感じ。
モニターは広範囲で傾けることができる
設置したモニターは自由に上下に傾けることもできます。通常使用する場合でもこのくらい上下に傾けば問題ないと思います↓
※写真の状態よりもさらに上下に傾けることは可能です。真上&真下向くくらいまで傾けることが可能となっています(そんな使い方することはまぁ無いと思いますが)。
モニターを目の前に配置することも可能
モニターアームが回転する範囲内であれば、↓このように目の前にモニターを持ってくることも可能です。
※個人でデスクで使用する場合はあまりこのように使うことは無いかとは思いますが。
モニターを回転することも可能!
モニターを固定している部分も回転しますので、↓このようにモニターを90℃回転させて縦に配置することも可能です。用途によっては縦型モニターが重宝する事も多いと思いますのでイイね!
【モニターアーム設置】壁からモニターの最短・最長距離は?
今回のわたしが設置した環境のように机の奥側に壁がある場合、モニターと壁との間に少し隙間ができてしまいます(どのメーカーのモニターアームを使っても同様に隙間はできてしまうと思います)。今回購入したモニターアームでは、最短で壁から約14cmの距離にモニターを配置することができました。一応、モニターアームを使わずにスタンドを使ってモニターを設置した場合よりは壁からの距離は短く済んでいます。
そして一応最大で伸ばした場合の距離も測っておきます。壁からモニターの距離は約48cmです。環境によってはもう少し伸びます。わたしの環境ではモニターの左側にも壁があるため、この壁が邪魔して最大限まで延ばすことはできませんでした(このような使い方は全くしないので問題はありませんがね)。
モニターアームを設置してみてよかった点・悪かった点
良かった点!
- パソコン周りがかなりスッキリ・キレイになった
- デスクが広く使えるようになった
- ディスプレイが目線の高さに設置でき、首コリ・肩こりが無くなった!
- その時の姿勢によりモニター位置を変えられ身体にも良い
- 作業効率がアップした!
モニターが目線と同じ高さになったことで「肩こりや首コリがなくなった」というのはわたしにとって非常に大きなことでした。これまではモニターはスタンドに設置していたので多少斜め下を向いた姿勢となっており、どうしても首が痛くなってしまいました。
それがモニターアーム設置により解消されたのはとてもうれしい誤算でした(モニターアーム購入時はそんな効果があるとは期待もしていなかったので)。
モニターアーム設置によるメリットはかなり大きいです。
悪かった点!
- 無し!
モニターアームを設置して約半年ほどたちますが、悪かった点は全くありません。
設置できる環境があるけど、もし設置しようか迷っているような方がいたら、是非とも設置をオススメしたいです!
まとめ
モニターアームはデスクの状況によって、可能な設置方法が変わってきます。最悪設置できないような場合もあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
買って良かったモニターアーム!
↓本記事で使用したモニターアームはこちらの商品です。安い割にしっかりとしておりオススメです。
\ 【あわせて読みたい】腱鞘炎にも効く!パソコンのマウスにはトラックボールマウスがおすすめです。 /
[icon name="arrow-circle-right" class="" unprefixed_class=""] 【マウス腱鞘炎が解消】LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t&低反発マウスパッド【レビュー】