洗濯機、長年使用している臭いや汚れが気になってきませんか?
洗濯してキレイになったはずの洋服やタオル等、なんか何とも言えない嫌なにおいがする…(生乾きとはまた違う臭い)。もしかしたら洗濯槽の黒カビが原因かもしれません。
本記事ではわたしが定期的に行っている槽洗浄の方法を紹介したいと思います。
我が家の洗濯機
まず初めに我が家で使用している洗濯機について簡単に紹介しておきます。
斜めドラム式の全自動洗濯乾燥機です。 日立製の「BD-V2200」というモデル。5歳の娘が生まれる前からあるのでもう6年くらい前のものになります(いろいろありましたがまだ元気に動いてくれています)。
(下の商品のかなり前のモデルになるのかな?)
洗濯槽の黒カビを撃退せよ!
洗濯したはずのものに付く黒い物体、そして洗濯物のイヤな臭い、全ては洗濯槽の黒カビが原因です。
洗濯槽の裏側は非常に黒カビが発生しやすい環境になっています。洗剤の残りカスや埃などがこびりつき、最終的に黒カビになってしまいます。
しかも洗濯機の中は、湿度が高いので余計黒カビが発生しやすい。そんな黒カビ満載の洗濯機を使って洗濯してもキレイになんかなりませんね…。
洗濯したタオルや洋服、ふとイヤな臭いがすることがありませんか?おそらくこれも黒カビの仕業でしょう。
そんな黒カビを撃退していきましょう。
"塩素系"&"酸素系"の洗濯槽クリーナをうまく使い分けカビを撃退!
洗濯槽の掃除に使用するクリーナーにはは、"塩素系"、"酸素系"とおおきく二つのクリーナーがあります。
どちらも洗濯槽の掃除にはよいですがそれぞれの特徴を理解し、より適した洗濯槽クリーナーを使用するのがよいでしょう。
"塩素系" 洗濯槽クリーナー
まずは塩素系。こちらのほうが一般的かもしれません。
市販の洗濯槽クリーナーは塩素系のものが多いです(例えば以下とか)。
特徴としては、塩素系のものは非常に殺菌力が強いです。目に見えない成分まで殺菌してくれます。カビを分解して除去してくれます。次亜塩素酸ナトリウムという成分でプールの消毒等にも使用されています。しかし塩素系ということもあり臭いが非常にキツイのも特徴です。
塩素系の洗濯槽クリーナーは主に液体のものとなっています。
"酸素系" 洗濯槽クリーナー
続いて酸素系のクリーナーです。殺菌力は塩素系よりも劣りますが洗濯機の黒カビ退治には十分な力を発揮します。過炭酸ナトリウムが主成分となっており、強い発砲力で黒カビをはがし除去してくれます。
黒カビをはがして除去してくれるため、洗浄中は黒カビ(ワカメのようなぴろぴろした物体)が目に見える状態で浮いてくることが多いです(塩素系は分解除去のため目に見えるような形ではないです)。
また、塩素系にはあった独特の臭いがないので非常に使いやすいのも特徴です。
クリーナーには液体のものと粉末のものとあります。一般的には粉末のほうがオススメされていますね。
酸素系の洗剤で我が家の洗濯機を洗浄する!
我が家では定期的(基本的には思いついたときにですが、だいたい2・3カ月に一度)に行っています。酸素系の洗剤を使用することが多いです。
酸素系のはがして除去するパワーと、やっぱりイヤな臭いがしないというのが愛用の決め手となっています。
酸素系漂白剤の準備
いつもこちらの酸素系漂白剤を使用しています。
ドラッグストアなどでおいているところもあります。値段は¥300程度だったかな?安いので何個かまとめ買いして思い出したときにすぐ洗濯機の洗浄をできるように常備しています。
洗濯機にお湯をはる
酸素系の洗剤は、水温が上がると洗浄力があがります(ただし50度以上はNG)。そのため洗濯槽洗浄の時はお湯をいれるようにしています。
斜めドラムなので槽がすべてつかるまでお湯をはれないのが難点ですが。とりあえずぎりぎりのところまでお湯をいれます。
酸素系漂白剤を投入
続いて入れたお湯の中に酸素系漂白剤を投入します。使用しているのは粉末状のものなので、先にお湯を入れておくと粉が舞わない、という点でもよいですよ。
槽洗浄スタート(11時間コース)
あとは洗濯機の槽洗浄モードで始動させます。うちの洗濯機は3時間モードと、11時間モードがあります。
なるベく槽をお湯につけておく時間を長くするために11時間コースにしています。
槽洗浄後の糸くずフィルターの模様
槽洗浄が終了した後の糸くずフィルターです。ほこりがたくさんついていますね。洗濯機の中にこびりついたゴミたちが出てきました。
途中で黒カビをすくって除去する等が必要な場合もあります
前述のように、酸素系の洗剤は黒カビをはがして除去する力があります。
そのため槽洗浄中にワカメのようなぴろぴろしたもの(黒カビ)が浮いてくる場合があります。
その場合は、一時停止をして蓋を開け黒カビを網などですくってあげましょう。
※私の場合は初めて酸素系洗剤で槽洗浄をしたときはやりました。2回目以降はやっていませんが。
どうやら(斜めドラムじゃない)縦型の洗濯機の場合だと、洗濯槽が全てお湯でつかるので結構なワカメが発生するようです。
黒カビを発生させないために:使用時に気を付けること
ゴミやホコリをなるべくとってから選択する
黒カビの発生原因となりやすいゴミなどはあらかじめとっておくことがよいでしょう。特に子供の服についたような食べかす等は洗濯機に入れる前に取れるものはとってしまいましょう。
そうすることで黒カビ発生を少しでも抑止できます。
洗剤・柔軟剤の使用量を守る
黒カビの原因の一つに洗剤の残りカスがあります。
汚れが落ちないから、いい匂いをつけたいから、という理由で大量の洗剤・柔軟剤をいれていることありませんか??
それが逆に洗濯機を汚しているかもしれませんよ。
洗剤・柔軟剤の使用量を今一度確認してみることをオススメします。
定期的に乾燥機を使用しましょう
乾燥機付きの洗濯機に関してですが、定期的に乾燥機能を使用するようにしましょう。
洗濯槽の中は基本的に濡れていることが多いですよね。湿気が多いとこは黒カビが発生しやすくなります。
たまには洗濯槽の中を乾燥させて、黒カビの発生しにくい状況をつくってあげるのがよいでしょう。
ちなみに我が家は毎日乾燥をつかっているので常に乾いた状態です。
それもあってか最近は黒カビが原因となる臭いや汚れに悩まされることは全くなくなりました。
洗濯機のふたは常にあけておく
乾燥機に続いてですが、洗濯槽をなるべく乾かすために洗濯機のふたは常にあけておくのがよいでしょう。
我が家はいつも開けています。
(乾燥せずに)洗濯した後の濡れた状態で蓋をする…、考えただけでぞっとします…。
なるべく乾燥しやすい環境を作るために蓋はあけておきましょう。
定期的な槽洗浄を
本記事で紹介している槽洗浄。定期的に行っていくのがよいでしょう。
意外と槽洗浄をしていない人も多いようです。黒カビに侵された洗濯機で洗濯しても意味ないですしね…。
小さいお子さんがいるようなご家庭では特に気にしたいところですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?洗濯槽の黒カビ退治。
洗濯機の使い方や定期的な槽洗浄で黒カビは除去することができます。
最近洗濯ものの臭いが気になるな、という方はまずは「槽洗浄」試してみませんか?
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我が家では乾燥フィルターの分解掃除なんかもしてみました。これと併せて効果絶大でした。(分解掃除はあくまで自己責任で)