6月27日にリリースされた"LINE バージョン6.4.0"から、iCloudを使ったトーク履歴のバックアップが可能になりました。
これによりiPhone機種変更や、誤ってLINEアプリを削除してしまったような場合でも簡単にLINEトーク履歴を復元することができるようになりました。
iCloudを使ってLINEトークをバックアップする方法
バックアップの仕方は簡単です。時間もかからずできますよ。
まずはLINEアプリを起動し、「設定」を開きます(画面下の段のメニューから一番右の 「・・・」を選択 → 画面右上に出てくる歯車(?)マークを選択)。
設定画面が開いたらそこから「トーク・通話」を選択。▼
▼次に、「トークのバックアップ」を選択し、「今すぐバックアップ」を選択します。
▼すると以下のように、トークのバックアップが開始されます。わたしの場合はあまりトーク内容が無いためか、バックアップ作業自体は一瞬でおわりました。
これだけです!
これで大切なトーク内容はしっかりとインターネット上(クラウド)に保存されました。トークはもちろんトーク内の写真やスタンプも保存されます。
全てのトークを一括でバックアップとってくれるので非常に簡単で便利ですね(トーク個別にバックアップをとる必要はありません)。
ではちゃんとiCloudのバックアップからちゃんと復元できるのか確認してみたいと思います。
iCloudのバックアップからLINEトークを復元する
まずは新しいiPhoneでLINEアプリをインストールし、これまで使用していたアカウントでログインをします。せっかくバックアップを取っていても、同じアカウントでログインできないと復元はできないのでアカウントを忘れた…といった事にならないように注意してくださいね。
▼ログインします。
▼続いて暗証番号・電話番号認証を行います(このあたりは画面に表示されている内容に沿って行えば問題ないです)
▼番号認証まで終わると以下の画面が表示されます。ここから「トーク履歴をバックアップから復元」を選択。
これでトーク履歴のバックアップ(iCloud)から復元が完了しました。
復元前・後のトークを比較してみると
▼このようにしっかりとトーク履歴が復元されています!
左側が復元する前の状態(旧端末のLINEトーク)。右側が復元後の状態(新端末のLINEトーク)。スタンプもしっかりと復元できています。
※トークで送信した写真については注意事項あり。下記参照。
ちなみに復元前・後で画面の背景が違いますがこれは「My着せ替え」の設定のためです。復元後はデフォルト設定に戻っています。(トーク履歴のみ復元されるということの証明でもありますね)
追記:注意したい点
トークルーム内で送受信した画像はちゃんとバックアップは取られないようです。iCloudのバックアップからLINEトーク履歴を復元後、トークルーム内の画像をタップすると画面右▼のように「保存期間が終了したため写真を読み込めません。」の表示が。
したがってトークルーム内の写真もしっかりとバックアップを取りたい場合は、必ず以下の方法でバックアップを取っておきましょう!また、普段からアルバム機能を活用しそちらに画像を保存するようにしましょう(LINEのアルバムは機種変更しても消えませんので安心です。アカウントを忘れない限り…)
関連記事 ≫ 【LINE】 トーク中の写真のバックアップを取る(保存する)方法 - スマホ機種変更時に必ずやろう! - いやまいったね!
まとめ
iPhone機種変更でLINEトーク履歴を消さずに引き継ぎたい場合は、しっかりとバックアップをとっておきましょう。
基本的には、以下の記事で紹介しているようにiTunesでiPhoneのバックアップをとる際に、暗号化してバックアップをとっておけば問題はありません。
関連記事 ≫ 【LINE】iPhone6sへ機種変更!トーク履歴を消さずにデータを引き継ぐ(移行する)方法。 - いやまいったね!
しかし予想外の出来事(iPhoneをなくした、突然故障した)などに備えて今回紹介したiCloudを使用したバックアップは非常におすすめです。日頃から定期的にバックアップをとるとよいでしょう。